会社案内Company
メッセージMessage
社長挨拶Greeting
つなぐこと、広げること
橋を中心としたインフラの点検・調査・補修計画・耐震補強設計・新設設計・施工計画までをトータルに手掛けられるという強みをもつ当社。それは培ってきた技術はもちろん、想いの強さを重ねてきたからこそのものです。
日本の大動脈を結ぶ大橋も、山里の小さな橋も等しく、その橋が造られ、守り続けられることで生まれる出会い、豊かさ、支えられる命があります。大きな意味でのバリアフリーであること。それが、関門海峡や瀬戸内海を結ぶという歴史的なプロジェクトに主任設計者として携わった先代から続く想いです。
それぞれの喜び、それが当社の力
当社の業務は数値や机上の計算だけではできません。構造、工法、素材、地盤、潮流、気候といった要素はもちろん、歴史、何をつなぐ橋なのかといった背景までを捉えます。正解にたどり着くことは難しい。だからこそその橋の前に立ち、検証を繰り返し、様々な視点で捉え、知識を深め想像を広げていく。それは私たちにとっての喜びでもあります。
喜びを実績にしていくために、プロフェッショナルとして活躍してきた経験値の高い技術者と、これからを担う若い力、感性、異業種の発想や知見の融合は当社の力です。また、IOT、ドローン、衛星といった新たな技術への積極的なチャレンジも続けています。
技術者が手をあげてくれたことに寄り添い、力強く後押しをすることも大切にしています。東京駅~皇居前の馬車道の景観設計をはじめ、技術者の「やりたい!」から生まれたプロジェクトは数多くあります。最近では、東京、秋田、岡山、沖縄の各拠点でその地域らしい取り組みが生まれています。東京本社は、時代を変えてきた文化を残しながら、さらにダイナミックに変貌する魅力ある街・渋谷にあります。
人々の出会い、時代から次代へ。何かと何かをつないできた。これからもつないでいく架け橋でありたい。技術者それぞれが意義ある仕事を担い、自ら可能性を広げ、それが出会い、くらし、社会に広がっていく。その喜びこそ、当社を前進させる力です。
技術力、品質についてTechnology And Quality
人材の育成
今日、技術コンサルタントに対するニーズは複雑・多岐に渡り、狭い領域の技術のみでは、お客様に到底十分なお応えをすることができないと判断しております。こうしたニーズにお応えして行く為には、広範囲な知識、柔軟な思想、より高度な技術が必要でありましょう。
その為の基本は「人」であると、富士技研センターは考え ます。 それらの全ては単独で存在しているものではなく、人間の頭脳に帰属しているものだからです。また、どんなに素晴らしいコンピューターを使い計算しても、最後に評価、判断するのは人間であるわけです。
従って、 当社の発展の礎は、社員の成長にあります。 社員ひとりひとりが主体性を持った自己育成を念頭に置き、日々努 力を続けております。
しかも、各人が技術者としての強い絆で結ばれ、集団としてのトータル ・パワーで問題に対処する体制が確立しております。
研究開発
弊社では特に新技術の研究開発を重要視し、各社員が毎年複数の論文発表を行っています。また、実際のコンサルティング業務にその成果を応用し、お客様からも高い評価を得ております。
情報通信
最新の設計CALSシステムの導入 、時代の趨勢は情報処理を応用したCALSに移行しつつあります。 この様な背景のもと、弊社では最新の設計CALSシステムを積極的に導入すると共に リアルタイムの情報交換を確立し、円滑な業務の遂行を可能にしております。
解析技術
先進の解析システム、情報処理システムハードウェアー技術の発達を背景にして、事象の把握あるいは予測を行い、それに基づいた重要な決定を下す場合、シミュレーションなどコンピューターを利用した評価技法がめざましく発達してきました。
弊社でもこの 分野を重要視し、最新の科学技術計算用ハードウェアー、ソフトウェアーの開発、導入を積極的に図っております。
これらの基盤のもと、反射騒音のシュミレーションをはじめ、リニアモーターカーの走行シミュレーション、ケーブル振動シミュレーション、タイプI・IIの地震波形を直接入力したときの非線型応答挙動を始め地震、応答解析、内部応力解析など多くの応用分野での成果を得ております。