技術紹介Cases
ドローン(UAV)を用いた、近接不能な橋梁の点検・調査
ドローン調査の状況
課題/問題点
通常橋梁は、架橋から5年毎に点検を行うのが望ましいが、対象の橋梁は、橋上をスノーシェッドと防風雪柵に覆われ、桁下が急斜面であったため、架橋より35年間、橋点検車や梯子による近接点検が一度もされていない状態となっていました。
富士技研センターでの解決方法/対応・実施策
近接点検が不能ため、ドローン(UAV)による撮影を行いました。
- 弊社で利用しているドローンは、高性能なカメラを利用しているため、面的に損傷状況を確認することが可能となっています。
- 撮影は約2430画素の高画質デジタルカメラを使い、より鮮明に画像を撮れるため、近接した写真撮影と近いものとなっています。
今回の点検では、PC桁下フランジからの遊離石灰などの損傷が確認でき、今後の調査・補修計画に活かせるデータを取得できました。
担当者コメント
今まで点検できなかった部位の損傷(PC桁下フランジからの遊離石灰など)を確認したことで、今度の調査・補修計画に活かせるデータを取得できました。